「セビロ」って今の若い人々は言わないよな〜。

スーツって言うのかな?


子どもの頃、

「セビロのポケットにはいっちょらんね。(入ってない?の意)」

とか、父が言ってた気がする。

「セビロ」って、「背広」からきたんだとずっと思ってました。

父の広い背中のように、背中の広い男の人のきちんとした時に着る服…みたいなイメージだったんだけど。

実は、Savile Rowという紳士服で有名なイギリスの街の名前からきたそうな。「背広」は音訳。

「ステキナカタカナ」
 五味太郎 作
(講談社インターナショナル)

16-2


この本に書いてありました。

今度の1年生の教科書は2回カタカナが出てくる。

カタカナは、単にひらがながすっきりしたものみたいに思ってないかな?

カタカナの魅力を存分に教えてくれる一冊。


しかし、こんな素敵な本を発行している、講談社インターナショナルが、4月末日をもって、会社解散するそうだ。

既刊の作品は、株式会社講談社および講談社USAに事業を移管するそうだから、ちょっと安心したけど…寂しいな〜。

昭和38年から48年間も続いてきた出版社。


良い本を残していく道は、険しい。