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「ちびねこミッシェル」
東 君平・文
和歌山静子・絵

(童心社)
1983年6月25日 第1刷



え〜っ!って驚かれた方もいらっしゃいますよね。
これって名作だと思ってたのは、私だけじゃないはず!!
今日現在では、一般書店では買えないそうです。

私もこの主人公のような経験があって、大好きな本だったんだけどなぁ〜。

ポストの下のケーキの箱に入れられたちびネコ。
捨て猫さんです。
家に連れて帰ったものの、お父さんに元のところに、
置いてくるように言われます。

元いたポストまで連れて行ったものの心配で帰れない、ぼく。

くる人ごとに、「自分のネコだ」と言ってしまいます。


すると、女の子が泣きながら走ってきて
「いた いた よかった よかった」

「ミッシェル ごめんね」と、ネコを連れて帰ります。


ちょっと寂しく、女の子とネコを見つめるぼく。


この子の家には、もうすぐ赤ちゃんが来るんだって。

「いのち」という大切なものを、見つめ考える
お土産を残してくれる、すんばらしいっ!作品です。

(*´∇`*)

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