良かれと思って、言うこと、すること。

それが意外に人を傷つけてたりすることがある。

たった一言で、悩んで寝れない人だっているわけで…。


常々、気をつけるように心がけてはいるものの

なかなか難しい。


学校や、病院や、いろんな施設で

先生方に、現実を突きつけられる親。

現実から逃げないで向き合うことも大切だけどね、

現実の言いっぱなしって、どうなんだろう?


「共に解決策を模索しよう」と。

「一緒に歩もう」と

どうして言ってくださらないのでしょう。


みんながみんなじゃないけどね。

ご相談を受けている方々のほとんどが

こういうケースが多い。


親は我が子のことを決して投げ出したりしないと思う。

その親に、現実を伝える時に、

「投げ出したりしないよ。」って

「一緒に考えようよ。」って言ってもらえたら

肩に背負った重さが、少しだけ軽くなるし

前に行ってみようかなって気にもなるって思うんだけどな。



今日の新聞に、水俣病研究の第一人者、故原田正純さんに関する記事があった。

水俣病患者の悲惨な状況を直視し、

「見た者としての責任」を原動力としてきた、というような内容だった。

「患者に寄り添って、初めて中立」という言葉も、今日の私に響いた。

一度、お話を聞いてみたかったな。


にこやかで、しなやかで、でもおへそのあたりに覚悟のある人になりたいなって思う。